IMATOの思い
安全安心、新鮮な魚を食卓に提供することにより、お料理が楽しく健康的な食生活を送ってもらうお手伝いをする会社です。
IMATOは安全安心、新鮮な魚介類を北陸から富山全国に発信しリーディングカンパニーを目指しています。
5つの事業をしています
射水市にて漁業者・魚屋・水産加工業・海上観光事業を営み、富山湾の新鮮な魚を中心に鮮魚販売と水産加工品など製造・販売をしています。
漁業者自らが水産加工品の販売や海上観光を営んでいるのは富山県内では珍しいと思います。
きっかけは…
はじまりは、漁業者として1年間を通して沖に出漁するすることは難しく、生計を立てる上でも観光事業や水産加工品の製造を営むことにより安定した基盤を作ることでした。
また、小さいお子さんをお持ちのお母さん達からの声があり、安心で安全でを誰が作ったかが見える食材の提供を求められ、それに応える商品を作ってみようというのがきったけでした。
商品のこだわり
子供達は正直で食べたいものしか食べないですし、大人と違い食べたくない理由を言葉には出してくれません。本当に魚が嫌いなのか、何か理由があるのか、色々考えてはみたのですが答えはみつかりませんでした。
その中で魚の嫌な部分として魚自身の匂いや、干物に加工した際などに感じる油の焼けた匂い独特の香り、それらをなくす工夫をしました。
その中で刺身でも食べれるような新鮮な魚を加工することを考えました。
これは漁業者であり一番獲れたての魚に触れることが可能な立場とし、一般のスーパーに並ぶいつ・誰が・どこで・どのように獲ったかわからない魚との差別化を図ることが可能であると考えました。
魚には20年近く触れてきましたが魚を加工する知識としてはとても浅く経験も漁業者の作るまかない程度でしかありませんでした。
そのため足りない技術を埋めるべく、魚さばき方教室などを開催した際、料理人や調理好きと言われる方たち、水産研究所、食品研究所の皆様からのご指導を賜り水産加工に対する安全面や加工技術の向上に努めました。
加工技術については昔から続く塩干と言われる塩蔵品や乾物と言われる乾燥を過度にした保存食ではなく新鮮な魚介を長く美味しく食べてもらうための工夫に工夫を重ねました。
お手軽な鮮魚を届けたい
お手軽な鮮魚を作りだそうとしましたが、消費者のためのガイドラインに、塩を使ってあり開いてある魚の状態を「干物」と言うと指摘されやむなく「IMATOの干物」として販売するに至りました。
初めのうちはなかなか考え方を理解してもらえず時には干物という表現があることから塩気の薄いIMATOの干物は味見をしていない、美味しくないなどと言ったことを言われ心が折れるような思いもしました。
しかし小さなお子さんに安心で安全なものを提供したいという思いを共有した仲間達から背中を押され励まされました。
安全安心な製造方法
機械を使うことにより安定した生産体制と安全な生産環境を重視しました。
天日干しに代表されるような自然乾燥を否定はしませんが、カモメが飛ぶカラスが集まる環境、海辺といえども車や色々な物流が往来する環境、天候に左右される不安定な環境ではなく、機械を使うことより少しでも安全な設備を整えることによる商品の製造環境を選択しました。
費用はかかりましたが安全安心、美味しさを優先しました。
最後に…
小さい子供達がIMATOの干物を取り合って食べている姿を見て、これで良かったのだと安堵しました。
手間隙を惜しまず良いものを作ろう、良いものとは小さなお子さん達に喜んでもらい、親御さんたちが安心して食べさせたくなる食材を作ることにより、家庭での楽しい食事のお手伝いができればいいなと考えています。